近所のおっさん

僕が普段作業をしてる場所は
庭か、作業部屋か、よその木工所なんですが
この庭というのが、道路に面しているので
小学校の下校の時間帯はもうえらい騒ぎで
わあわあきゃあきゃあ叫びながら歩いているんですが
いっつも何か作っている近所のおっさんである僕に興味がある子どももおりまして
「また何かつくってるー！」とか
「いったい何してるんですかねー（一人でヒソヒソ）」とか
「いちにっさんしっアルソックー！！」とか
「ゴホッゴホッ（木の粉でむせる真似）」とか
「この人大工だよー！（と周りの子に紹介している）」とか
けっこう話かけてくるもんです。

アルソックに関しては、何故かうちの敷地内の決まった地点で足ぶみしながら
これを叫ぶのが流行った時期がありました。
いろんな子どもが、次々とうちの庭に入ってきてアルソックー！とか言う。
なんなんだ。

僕はといえば
「椅子だよー。」とか
「なにそれ流行ってんの？」とか言って
本心は、ちょっと今集中してるから。という時もあるけど
怒ったり無視したりはしないんですが
考えてみると僕が子どもの頃って
下校中よくおっさんに怒られてたなー。
田んぼに石投げたり、用水路をせき止めたりしたからなんだけど
なんか大らかだなーとか思ったけど
石投げられたらそら怒るわなー。