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aoyaki.jpg








青焼き、ジアゾコピーという複写方法があります。
たぶん、ありました。という方が正確なんじゃないかと思いますが。

家の図面なんかで、線が青くなってるやつを見たことがあるかもしれませんが
青焼きとはあれの事です。

トレッシングペーパーという半透明の紙に鉛筆で描いた図面を
感光材を塗った用紙に重ね、強い光を当てて焼き付け、現像する
という事なんですが詳しくはこちらへ。
今ではどうか分かりませんが
いわゆる普通のコピーと比べて安く出来るというのと
重ねて焼き付けるので、歪まないという利点がありました。
大判の図面になりますと、A1サイズ、B1サイズになってくるので
普通のコピー機のバカでかいやつを使うので、えらい高くなるんですね。

なんでこんな話になったかというと
10年くらい前に、中野の印刷屋さんでバイトをしており
僕は一人で青焼き担当だったわけです。

なんでこんな話を急に思い出したかというと
先日、KiCHiの趣味部門である部品部(こんな感じ)に
あるライブイベントに出店してほしい
という非常に愉快な依頼があり
昨日、出店してきたわけなんですが
その時に、何気なく写真のガラスのやつも並べました。
で、これは何かというと、その青焼き機の一部で
たしか現像時に使うアンモニアの量を調節する弁みたいな物だったと思います。

で、故障してもうこれはダメだという青焼き機が持ってかれる寸前に
記念のつもりで取り外して、貰ったという物だったんですけど
昨日これをお客さんが手にした瞬間に当時の事がブワーと思い出されて
おいおいおい!いいのか俺?売っちゃうのか俺?
と、慌てまくりましたが幸いその時は売れなかったので
そのまま引っ込めたわけです。

これを貰って来たその日から、どこにも仕舞い込まないで
どこに引っ越しても机の上に置いといた物なのに
今まで思い出す事なんてほとんどなかったのに
なんで昨日のあの瞬間に思い出したんだろうと、不思議に思います。

面接の日に青焼きやらされて上手いよ君なんて褒められたなーとか
納品する時歩いて行って電車賃ごまかしたなーとか
死ぬほど大事な原図を青焼き機に巻き込ませてグチャグチャのコゲコゲにしちゃったなーとか
ヘビメタのバンドでギター弾いてる社員がいたなーとか
しょっちゅう昼飯おごってくれる友達がいたなーとか
金髪だったなーとか
新潟とか長野に出張に行ったなーとか
借金取りが乗り込んで来たなーとか
そのどさくさにいろいろ貰ったなーとか
納品中に電話で、今やばいから会社に戻らないでそのまま家に帰ってって言われたなーとか
結局倒産して社長いなくなっちゃったなーとか
給料10万円分くらい未払いだなーとか

などとぼんやり思い出しながらライブを観てました。
なんか思い出に浸るというのはこういう感じかと思いました。
たまには思い出に浸ってみるのも良いもんじゃないかと思いました。
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hone_bin_01.jpghone_bin_02.jpg









再び、先日の玉城での事。
せっかくだからなんか拾うべーと浜をフラフラしておりますと
骨と小瓶を発見。

瓶はごく普通の注射液の瓶なんですが
この骨。
とりあえずでかい。
分かんないけど、どっかの関節か?
とにかくでかい。
僕の手と比べてみるとこのくらい。
hone_bin_03.jpg









馬?牛?のヒザ?
たぶんその辺りの動物の部位だと思うんですが
それにしてもスパッと刃物で切ったような切り口はなんだ?
超大掛かりなバーベキュー大会があったとか?
牛をその場で捌いたりしたとか。
ないよなー。
あー、なんか武士?
むしゃくしゃして乗ってた馬をズバと斬って海に捨てたとか。
ないない。
あ、あ、キリン?
船で密輸してたキリンが騒いじゃって、監視船に見つかるー!
とかでやむなく斬って捨てたとか。
ねえよなー。
tokei_01.jpg








僕の作業部屋に掛けてあった古い精工舎の時計。
ドアを開けるたびにコチコチ言ってて非常に良い気分だったんですが
先日パタッと止まっており、昨日ゼンマイ巻いたばっかりなのにおかしいなー
と思いながらフタをば開けて中を覗いてみますてえと驚愕。
写真のような状態。
よくよく観察してみると、右のゼンマイがちょん切れてブオーッ!とゼンマイがほどけてしまってます。
ありゃー。

ちなみに右のゼンマイは時計用で、左のはボーンボーンて時報用のゼンマイです。

きっとゼンマイを交換すればいいんだろうが
ちょっと僕には無理な感じ。
残念だけど修理は諦めました。

さてさてそういうわけだから
久しぶりに歯車地獄をば堪能しました。
tokei_02.jpgtokei_03.jpg








ムヒョー!!
かっこいいー!!

ものの本によりますと、ザビエルだかがゼンマイの時計を持ってきたんだっけかな?
とにかく西洋から入ってきたらしいんですが
あのーお茶運んだり、弓を射ったりするカラクリ人形ってご存じでしょうか?
これこれ
あの人形は、この時計の機械部分を元に考えられたんですって。
きっと構造を、じーーーーーーーーーっと見てたんだろうなー。
この歯車から同時にこっちとこっちに伝わるでござる。
さすがバテレンでござるなー。
とか。

まあ見ちゃうよなーこれ。
でね、これ。
tokei_04.jpg








これは時報が1時にボーン、2時にボーンボーンて鳴るしくみ。
よく見るとですね、歯車の溝に深いのと浅いのがありまして
上部の深い溝にストッパーが掛かってるんですね。
このストッパーが、時計の長い針がてっぺんに来た時に外れます。
ほんでこの歯車が反時計回りに回るんだけども
溝1つでボーンが1回鳴りまして、次の深い溝にストッパーが入って、止まるわけです。
でねでねよーく見ると、溝の数が時計回りに1個2個3個4個・・・
と順番に並んでるんですね。
つまりこの写真の状態は6時と7時の間ということになります。
わかりにくいよねー。
しょうがないよねー。
Quagga_photo.jpg






クアッガ。
シマウマが三度の飯より好きであるというキッズ達は当然ご存知でありましょうが
クアッガとは、体の前の部分だけ所謂シマウマ柄の動物で
18世紀後半に惜しくも絶滅してしまったシマウマの仲間です。
未だに何の利点があってこんな模様になったのか分かっていないそうです。
たぶん今後も分からないのでしょうが。

ちなみに後ろ半分がシマウマ様の動物、オカピはキリンの仲間だけあり
体つきはシュッとして綺麗であります。

さてクアッガ。
現在その姿が見られるのはヨーロッパ、南アフリカの博物館に所蔵されておる剥製、骨格標本
合わせて20数体のみとなっておるわけですが
19世紀に入り、その剥製よりクアッガの肉片が発見され
それを分析したところ、サバンナシマウマの遺伝子に非常に似ておることが分かり
ひいてはそれを元にクアッガを再生させてしまおう
という「クアッガブリーディングプロジェクト」なる計画が立ち上がりました。
所謂クローンというやつです。

この絶滅してしまった動物を科学技術により復活させてしまうこと。
僕は非常に気持ち悪く思います。
というのも、クアッガは(というか絶滅したほとんどの動物は)
人の手により絶滅したからです。
18世紀中頃まで野生のクアッガは、食肉用、革は靴や袋等を作るために捕獲されていました。
そしてそのまま野生のクアッガは絶滅。
ヨーロッパの動物園に保護されたクアッガもあまり長生きせず
最後の雄に至っては、騒ぐために薬殺されたそうです。

この再生計画の目的はなんだろうかと考えると
研究?興味本位?
その辺じゃなかろうかと思います。
決して、なんとか食べ物を得るためとかではないと思います。
ナウシカやAKIRAに出てくる研究者達も同じです。
研究のための研究。
悪い事とは言いませんが、僕には不必要な研究に思えてきます。
そんな事より、クアッガをはじめいろんな動物が絶滅しているんだと言う事を
もっと知る機会があれば良いんではないかと思います。

夏です。
非常に暑い。
そして庭の雑草共と僕農園は隆盛であります。
青っ青してます。
この草の匂いがなんともいえず好き。

現在はパッションフルーツ、オクラ、茄子、落花生、紫蘇、あとハーブをいくつか。
あと琵琶と日向夏。
熊坂曰く「琵琶がある家は貧乏になる!」
ということだが、大いに頷けます。
そして琵琶の実が成るのに8年はかかるらしいと知った妻曰く「あ、けっこう早いんだ。」
おおー。

でねでね、落花生。
ふと何の気なしに苗が売ってたから買って植えたんですけどね
なんか勝手に枝豆みたいに地上に実が成ると思ってたら
ジャガイモみたいに地中に出来るんですって。
へーへーへー。
どんな花が咲くかも知らなかったので
小さい山吹色の花が咲いた時はちょっと感動したよ僕。

そういった感じの今年の夏です。
もうすぐヤングナッツ・ザ・トーキョーの人が来ます。
不安でちょっと気持ち悪いです。
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